心の悩み
心身の疲れを癒して快適睡眠
不眠とは、寝付くまでに時間がかかる・眠りが浅い・一旦目が覚めると寝付けない等の症状をいいます。大体の場合が、朝目を覚ましてもスッキリしていな く、寝た気がしていない感じがし、疲れもとれていません。普段から物事を考えすぎたり、過度のストレスをうけたり、また、飲食の不摂生や虚弱体質・年齢か らくる体力の衰えなどが原因になります。このことから不眠を漢方理論で説明しますと、心・脾(消化器系)・肝・腎の部位で、体液や血液の不足や老廃物の蓄 積が原因となるといえます。
不眠は夜更かしと違って眠りたい気持ちはあるのに眠れないため、精神的にも辛い症状の一つです。不眠症でない方も、不眠にならないように、普段から規則 正しい生活と、食生活に気をつけて、十分に体を休め、ストレスがある場合は、自分自身がリラックス出来ることをすることが大切になります。特別な事情がな い限り、お日様にあたることも必要です。
漢方薬の不眠の薬には、酸棗仁湯・天王補心丹・帰脾湯・温胆湯・抑肝散・柴胡加竜骨牡蛎湯・竜胆瀉肝湯・黄連阿膠湯などがあります。上記の原因や体質に よって合う薬もまったく違います。また、睡眠薬とちがって、体質面から変えていく薬なので、人によっては即効性がない場合もありますが、副作用もほとんど なく、リバウンドもありません。
不眠でお悩みの方は一度ご相談下さい。