漢方について

　今回は自分の事を書きたいと思います。
　一昨年の年末から、宴会やお付き合いで、毎日飲酒の機会が続き、ふと気が付いたときに、左手内側の手首の外側、丁度お医者さんが脈をとる位置に直径 1.5～2.0cm、高さ0.5cmくらいの瘤が出来ているのに気がつきました。触れてみると、固く骨が出たような感じです。
　知り合いの先生に聞いてみるとガングリオンと言われました。ガングリオンは特に悪さをするわけでないそうですので、放っていたのですが、徐々に大きくなっていく気がしていました。また、お酒を飲みすぎた日の夜は、少し熱をもち、若干痛みを感じました。
　最近になって、自分で漢方薬を飲んでみることにしました。飲酒をすると悪化する気がしたので、炎症を抑えると言われている薬草と、水分代謝を高めると言 われる薬草が入っている、黄連温胆湯と言う漢方薬と、血流を改善すると言われている薬草が入っている、冠元顆粒を一緒に、1日2～3回服用してみました。 漢方薬を飲み続けていましたが、ガングリオンの事は忘れていました。
　2週間くらいたったある日、友人と食事を食べていたときにガングリオンの話になって、ふと手首を見てみるとガングリオンがなくなっていました。しかし、手首に触れてみると、指に何かが当たる感覚がありましたが、見た目は殆ど分からないくらいになっています。
　この残っているものは、恐らく老廃物が溜まっていた、袋様の物だと思います。袋が残っているので、再発の恐れもあります。原因になった事に気をつけることで、再発予防になると考えられます。
　私自身風邪以外の病気に罹ることが少ないので、自分の体で漢方薬の効果を実感することが出来、大変良い経験が出来たと思っています。ガングリオンでお困りの方は一度ご相談ください。