漢方について

体の悩み

目に効くクコの実

 クコの実は漢方では、枸杞子(くこし)と言います。クコは春の葉、夏の花、秋の果実、冬の根と全て薬草として利用できる植物です。
 最近ではクコの実はドライフルーツとしても販売されています。クコの実を乾燥したものは甘くて、噛むと種がプチプチしたグミっぽく、 とても美味しい薬草です。
 枸杞子は漢方で滋養強壮や目の疾患に利用されています。臓腑で言うと肝と腎に滋養作用し、補血薬(血液を生む)に分類されています。 漢方でいう腎は体の成長発育を行ったり、水の調節をしたり、元気を体の奥まで引き寄せたり、生殖活動をしたり、骨髄を生成する働きを していると言われています。腎が弱くなると、骨、髪、膀胱、耳に症状が出やすくなります。
 また、肝は元気の振り分けをしたり、飲食の消化の一部を行ったり、気分の調節をしたり、血液を貯蔵したり、筋肉を動かしたりしていると 言われています。肝が弱くなると、筋、爪、胆嚢、目に症状が出やすくなります。
 この両方を滋養する枸杞子が入った漢方処方に杞菊地黄丸があります。 杞菊地黄丸は疲れやすくて、顔・手足がほてり、尿量減少又は多尿で、時に口渇があるかたの、疲れ目、かすみ目、のぼせ、めまい、頭重、 排尿困難、頻尿、むくみなどに使用されるお薬です。視力の回復にも良いとされています。

眼科疾患でお困りの方は一度ご相談してみてください。

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