漢方のはなし
血液の流れを良くして、体の中からキレイに
漢方では、血液の流れが悪い事を『瘀血(おけつ)』と言っております。流れが悪いとは、血液がネバネバしている・とどこおっていることです。
『瘀血』になると、高血圧・脳梗塞などの循環器疾患を中心に、高脂血症・糖尿病・痛風・肝炎・痴呆症などの様々な病気の引き金になります。
富山医科薬科大学・和漢薬研究所助教授の横澤隆子先生の書かれた、『血管力』に漢方薬の丹参に『瘀血』によい結果があったとの実験報告が書かれてあります。
丹参は中国漢方では、血液の汚れをとり、毛細血管の血液循環をよくすると言われています。その他にも『瘀血』の治療に優れた漢方薬がありますが、日本で手に入る丹参製剤の漢方薬に『冠元顆粒』があります。
病気を未然に防ぐためにもまず『瘀血』に注意しましょう。