体の悩み
胃痛の漢方薬
漢方薬には胃や腸に働く薬が多くあります。
漢方胃腸薬の特徴としましては、症状を軽減するだけではなく機能を改善する効果があると言われおり、症状が完全に治ったら、薬の服用を中止してもすぐに症状が現れることがない場合が多いです。また、弱い部分を守る意味でも継続して服用した方がよい場合もあります。
漢方胃腸薬の中でも胃痛薬にはよい処方が多くあります。
胃痛の大まかな漢方的な分類には、腹部に寒冷の原因(例えばアイスクリームなど)が入った生じたタイプ、暴飲暴食によるタイプ、ストレスによるタイプ (炎症などの有無によってさらに分類されます)、血流障害によるタイプ、胃が乾いているタイプ、胃腸の機能が悪く腹部が冷たいタイプに分類されます。
多くの方は、腹部の冷えやストレスによるものが多く、安中散や開気丸、人参湯といった漢方薬がよく効く場合が多いです。
今年の夏は、例年よりも暑い夏となると思われます。冷たいもの、生物、水分の摂りすぎにご注意して胃腸を守られると、夏ばてにもなりにくい元気な生活が遅れるのではないでしょうか。
2011.05.26