漢方について

体の悩み

梅雨の時期の腰・膝・肩・筋肉の痛みと痺れ

 以前、寒い時期の腰痛、関節痛、神経痛について書きましたが、それほど寒くもないこの時期も、痛みや痺れのご相談があります。 この時期の痛み、痺れは、過去のテーマの『寒い時期に悪化する腰痛・関節痛・神経痛』の中で書いた、六淫の邪のうちの湿邪が原因になっていることが多いです。 湿の邪の特徴は、重い・粘っこい(頑固)・下に行きやすいなどの性質があります。 漢方の理論で言いますと、体の中で、湿の邪が気や血の流れを阻滞させるため痛みや痺れが出ると言います。
 湿の邪は、普段から甘いもの、脂っこいもの、冷たいものや生ものを摂り過ぎていたり、 過度な飲酒など、また胃腸の弱い方、体力が低下されている方、湿度の高い所に長いこといることによって体に入り込みやすい邪になります。
 湿邪が体内に入り込み、時間が経つと段々舌の表面に舌苔(ぜったい)と言う、白いものや黄色い粕状の物が付いてきます。 厚くなればなるほど、湿邪が多く入り込んでいる可能性があります。 この時期は普段より、生もの、冷たいもの、甘いもの、脂っこいもの、冷たいものに注意しよく噛んで食事をすることをお勧めいたします。
 また、それでも痛みが出てきた時は、漢方薬にもこの湿の邪を体から追い出す良い薬がございます。 湿の邪は他の邪と一緒になっていることもあります。お気軽にご相談ください。

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