体の悩み
大人の夜尿、子供の夜尿
節電もあり、今年は暑い夏になりそうです。
6月も終わりかけているとはいえ、熊谷では外気温が39.8℃を記録したとのことでした。
暑い日が続くと、水分量が増えたり、冷たいものを多く摂ってしまいます。また、夏の食べ物には体を冷やして、尿を出させる成分が含まれる食べ物が多く、その代表といえるものがスイカではないでしょうか?
夏は汗を多くかきますが、気温が下がる夜間はトイレも近くなりがちです。
夜間頻尿も大変ですが、この度は夜尿についてです。
夜尿症の漢方理論による原因は大人の場合では、腎機能の低下、疲れやすく筋力の低下、体の冷えなどが考えられます。その他にも、過度な飲酒が原因になる場合もあります。また子供の場合は、腎臓や胃腸、肺臓などの臓気が未発達である場合や、ストレスなどが原因なります。
原因や体つきが違うため使用するお漢方薬も違ってきますが、体が冷える人は冷やさない、熱い人は冷やしすぎない、疲れやすい人は十分に休息をとる、飲酒 や脂っこいものを好む方はそれらを控えることが大切です。水分も摂りすぎの場合は夜間の水分を控える必要がありますが、暑い夏では熱中症等にも気をつけな くてはなりません。
夜尿症でお困りの方は、無理に水分を我慢をせずに、漢方薬を試してみてはいかがでしょうか?
2011.06.25