体の悩み
加齢臭
もう2013年が終わろうとしています。普段、それほどお酒を飲まない方も、忘年会、新年会と飲酒の機会が多くなることと思います。
最近、テレビで加齢臭について放送していました。加齢臭は個人差はあるそうですが、40歳を過ぎたころから、徐々に現れてくる、または臭いが強くなる、嫌な臭いに変化してくるそうです。
普段、自分で自分の体臭に気づくことは余りないことだと思います。私もその一人です。
しかし、私も40歳を過ぎて、夜遅くまで深酒をした時は、なんか体臭がすると言われる事があります。これが加齢臭なのかもしれません。
どうも、加齢臭の原因は、加齢などにより代謝が低下している方が、暴飲暴食、脂っぽい物や甘いものの摂り過ぎ、喫煙などにより現れたり、悪化するようです。予防や抑制には酸化還元剤や抗菌剤が有効とのことです。
漢方薬で考えると、活血剤（血流を改善し、酸化を防ぐ）や化痰剤、（老廃物の排泄を行う）、消導剤（消化を助け老廃物の蓄積を予防する）、補気健脾剤（胃腸を活発に働かせて代謝を高める）、補腎剤（老化によって現れる症状を抑制する）などが良いと考えられます。便秘がある方は便通を良くして、水分を多く取る方は利水薬を用いて、体に溜まった老廃物の排泄も有効だと思います。また、健康食品にも成分によっては抗酸化が見込まれる成分が含まれているものもございます。自分に適したものを普段から服用することによって、加齢臭の抑制、少なくとも不快な加齢臭は抑制できると考えております。
体臭が気になる方は、体の中から臭いの原因をお掃除してみてはいかがでしょうか？
2013.12.27
